副業アフィリエイトで扶養から外れない方法とは【確定申告忘れにならないために】
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アフィリエイトをしているために知らない間に扶養から外れてしまうケースがあります。この場合には、確定申告を忘れていると脱税も起こしてしまいます。合法的に副業アフィリエイトで扶養に残る方法を考えてみましょう。
副業アフィリエイトで扶養から外れない方法とは【確定申告忘れにならないために】
アフィリエイトにもたくさんの種類があります。
アフィリエイトの中にもPPC・オーガニック検索型・YouTuber(ユーチューバー)など様々なものがあります。
アフィリエイトは誰でも簡単に始めることができるため、家族が知らない間にアフィリエイトをしているケースも珍しくありません。
ただし、家族が知らない間にアフィリエイトをしていると会社に税務署から連絡が入って「扶養の誤り」を指摘されてしまうことがあります。
ここ最近では「家族が扶養に入れない」という通知が増えてきているので、扶養親族トラブルが目立つようになっています。
奥様やお子様がアフィリエイトを始めている場合には扶養控除や配偶者控除の誤りに注意しましょう。
では、アフィリエイトを始めていても扶養から外れない方法はないのでしょうか?
収入が大きくなり始めたために微妙に扶養から外れてしまうという場合が一番もったいない時期なのです。
ここで扶養に残るためにアフィリエイトをやめてしまうことは非常にもったいないのです。
来年からは個人事業として成長する可能性のある芽を摘み取ってしまうことになってしまいます。
なんとか今年は扶養に入りながらアフィリエイトを成長させる方法を考えてみましょう。
(目次)
1.扶養から外れるのは合計所得金額が基礎控除額以下
2.アフィリエイトで扶養から外れるリスクは利益
3.アフィリエイトで扶養に残るための効果的経費とは
4.まとめ
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1.扶養から外れるのは合計所得金額が基礎控除額以下
アフィリエイトを始めると急激に利益がでるときがきます。
最初は1円や100円といったものかもしれませんが、記事作成になれてきたりサイトが強くなることで急激に収益化がされてきます。
年初などでは想像できなかった収入が後半に実現することも珍しくありません。
収益化がされると思っていなかったため、対策をとっていないケースが多いのです。
年末になってから「これって税金がかかるのでは?」と慌ててしまうのです。
ここで重要なことは「いくらを超えると税金がかかるのか」を理解しておくことです。
厳密には正しくないのですが、「税金がかかる=扶養から外れる」と考えていただけるとわかりやすいのです。
家族がアフィリエイトをしている場合には、税金がかかる根拠を抑えておくことで対策をとることができます。
(扶養親族の要件とは)
配偶者控除や扶養控除の計算上、扶養に入ることができるのは合計所得金額が基礎控除額以下の人です。
(A:合計所得金額とは?)
次の①+②+③の金額をいいます。
①事業所得、不動産所得、利子所得、給与所得、総合課税の配当所得、短期譲渡所得及び雑所得の合計額(損益通算後)
②(総合課税の長期譲渡所得の金額+一時所得の金額)(損益通算後)×1/2
③退職所得金額。山林所得金額の合計額
(B:基礎控除額とは?)
基礎控除額は38万円です。
今後の所得税法の改正で基礎控除額に変更が起きると扶養の金額の変更の可能性があります。
(パートやアルバイトをしている人は要注意)
開業届や青色申告承認申請書を提出していないアフィリエイトは雑所得というものに該当します。
通常はこのアフィリエイトによる所得が38万円以下であれば扶養控除や配偶者控除の対象となる扶養に入ることになります。
ところが、パートやアルバイトで65万円以上の収入がある場合には注意が必要です。
この場合、(給与所得+雑所得)>38万円となってしまうと扶養から外れることになります。
(パート・アルバイト収入がある場合の具体例)
パート、アルバイト収入が80万円ある場合:80万円―65万円=15万円(給与所得)
アフィリエイトによる雑所得の許容金額:38万円-15万円=23万円(雑所得限度額)
2.アフィリエイトで扶養から外れるリスクは利益
アフィリエイトをしていることで扶養から外れるのは雑所得の金額がポイントになります。
雑所得の金額とは何か見ておきましょう。
(雑所得の金額とは)
「アフィリエイトの収入-アフィリエイトの経費」=雑所得の金額
アフィリエイトの収入から経費を差し引いた利益が雑所得の金額となります。
他にパートやアルバイト収入がなければアフィリエイトの利益が38万円以下であれば税務上は扶養に入ることができます。
アフィリエイトの収入があるからといって扶養から外れてしまうわけではないのです。
ここで重要になるのはアフィリエイトの利益を合法的にコントロールすることです。
3.アフィリエイトで扶養に残るための効果的経費とは
せっかく立ち上がり始めたアフィリエイトを扶養に残るためだけに辞めてしまうのは非常にもったいないのです。
アフィリエイトで収益をあげたくても挙げられない人のほうが多いのですから。
では、収益が立ち上がり始めたときにアフィリエイトの利益をコントロールする方法を考えてみましょう。
所得税法では必要経費を次のように考えています。
(所得税法の経費の考え方)
①商品など販売したものの原価
②収入を得るために直接必要な経費
③その業務について生じた経費(家事関連費を除く)
・詳しくは「副業アフィリエイトの確定申告方法とは」をご覧ください。
経費で落ちるものには幅があることがわかります。
しかし、税務調査の際にはかなり厳しいことを言われますのでしっかりと経費性を考えておくことが重要です。
(アフィリエイトの効果的な経費とは)
アフィリエイトの経費も効果的に使うことで節税と将来の収益確保をおこなっていくことが重要です。
そこでアフィリエイトの効果的な経費を考えてみましょう。
①アフィリエイトの記事のための取材費
②アフィリエイトに必要なデジカメ・携帯電話を購入(10万円未満のもの)
③アフィリエイトに必要なセミナーの参加費・旅費
④アフィリエイトに必要な画像素材などの購入
⑤アフィリエイトとに必要な情報書籍の購入費
10万円を超えるパソコン・デジカメなどを購入した場合には減価償却をおこなう必要がでてきます。
そのため購入して使用し始めた年で一気に経費で落とすことができなくなるので注意しましょう。
これ以外にも合理的な節税があると思いますのでアフィリエイトに詳しい税理士さんに相談するのも大切です。
4.まとめ
アフィリエイトを家族が始めている場合、予期せずに扶養から外れてしまうケースがあります。
扶養から外れたことが発覚した場合、勤務先の会社で年末調整のやり直しや修正申告の必要が出てしまいます。
年内に扶養から外れる可能性があると思った場合には、効果的な経費を使うことで扶養に残しながらアフィリエイトを収益化することを検討しましょう。
経費の使い方や節税についてはアフィリエイトに詳しい税理士さんに相談しておきましょう。
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