法人設立で社長になる人の成功ポイント~どうやったら法人で成功できるのか~
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法人設立を検討するタイミングはいろいろあります。確定申告の時や退職したときなど法人設立を考えるきっかけになります。ただ、むやみに法人設立をしても失敗してしまうことが多いので法人設立で成功する社長のポイントを見ていきましょう。
法人設立で社長になる人の成功ポイント~どうやったら法人で成功できるのか~
法人を設立して成功するためには、まず法人を設立しなければなりません。
法人設立のハードルは会社法の施行とともに下がりました。
昔は株式会社であれば資本金として最低1,000万円用意しなければならず、有限会社でも300万円も用意しなければ法人としてスタートできませんでした。
会社法の施行で最低資本金制度が廃止されて1円からの法人起業も可能になりました。
簡単に株式会社や合同会社で法人設立ができてしまうのです。
ほとんど個人事業と同じレベルで法人起業することも可能になりました。
法人設立で簡単に起業できるようになったからといっても成功できるとは限りません。
法人を設立して成功する社長は何が違うのかを見ていきましょう。
法人設立で成功する社長は次のポイントをしっかりと押さえています。
1:やり遂げる決意がある
2:事業計画をしっかりと立ててている
3:資金計画をしっかりと立てている
1:やり遂げる決意がある
一番大切なことは精神力です。
会社を始めると「良いとき」と「悪い時」があります。
これは業績だけではなく、事業をすることで広がった人間関係を含めてです。
特に独立起業したての時には、今までの仕事の仕方と大きく変わる壁にぶつかります。
具体的には「今までは勤務していた会社の看板があったのだ」と気が付きます。
そんな壁にぶつかった時に「自分がやりきる」という圧倒的な決意が必要になります。
(会社をはじめてぶつかる壁)
・勤務時代と同じように営業周りができない
会社名を伝えればアポが取れていたのに、起業後は会社名を伝えてもアポが入らない
・勤務時代と同じ金額で商品が売れない
退職して勤務時代と同じ業種で起業する場合、同じ商品を取り扱っても販売金額を下げさせられる
・支払い条件が先方主導になってしまう
支払い条件も大手の場合は会社のルールを通しやすかったはずです。起業すると足元を見られやすくなります。
「自分が絶対に成功する」という決意がなければ危険な理由:
実際に会社設立をして起業すると一人で仕事を始めることで自分がルールになってきます。
自分で諦めた時点で仕事は完了してしまいます。
経営者の「これくらいでいいだろう」なのか「ここまでやらなければ」なのかで会社としてのレベルが変わってきます。
絶対に成功するという決意に基づいた最低ラインがその会社の成長ラインになってしまいます。
2:事業計画をしっかりと立てている
一番大切なことは精神力とお話ししました。
この精神力を使った最初にやるべきことは事業計画を立てることです。
事業に一番大切なことは「資金繰り」です。
自己資金でも銀行融資でも資金を用意できなければ会社はつぶれてしまいます。
会社を大きくするためにも資金は必要です。
法人設立してどのように事業が成功していくかをしっかりと計画を立てていくことができなければ目標を達成できません。
事業計画で重要なポイント(ヒト・モノ・カネ)
・どうやってその売上達成していくのか
・その売上を上げるために必要なヒト・モノ・カネはどうするのか
・その売上を上げるために必要なスキルはどうやってつけるのか
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・どうやってその売上達成していくのか(売上根拠をしっかりと)
いきなり1億円の売上を上げるぶち上げても「どうやって達成するのか」が明確でなければなりません。
5年以内に1億円達成であれば、逆算して4年目・3年目・2年目・1年目の売上目標を立てていきます。
その売上を達成するためにどのように売上を作っていくのかを明確にしていきます。
例えば「店舗での売上を上げる→通販部門を立ち上げて売上を増やす」などです。
・その売上を上げるために必要なヒト・モノ・カネはどうするのか
売上を達成するためには、商品の仕入れなども必要になります。
店舗や事務所に人を配置したり、必要な備品をそろえなければ目標売上が達成できません。
売上を上げるために必要なヒト・モノ・カネを具体的に算出しておきます。
金が足りなければ創業融資を含めて資金調達を開始します。
・その売上を上げるために必要なスキルはどうやってつけるのか
最初から利益の高い商品やサービスを提供することができないことがあります。
スキルが上がると短時間に仕事を完結できるようになって利益が上がることもあります。
3年目・5年目の売上や利益を作るために、既存のスキルをレベルアップする必要がある場合には、「いつまでに」「どんなスキル」を「どのように」つけるのかを計画しておきます。
3:資金計画をしっかりと立てている
とりあえず開業してみましたという場合は数カ月で倒産してしまうリスクが高いのです。
特に法人での企業の場合には社会保険料の負担が最初から出てきます。
何とかなると思って法人起業するといきなり資金ショートしてしまうというリスクが高い理由です。
先ほどの事業計画をたてることで必要な資金と不足する資金を把握して、すぐに創業融資を打診しましょう。
会社がつぶれる理由は「お金がないから」です。
資金があれば長期的に利益が出るよいプランでも資金不測の場合には倒産してしまいます。
しっかりとした計画をたてたならば、資金計画も同時に立てていなければ成長軌道に乗ることができません。
まとめ
最低資本金制度が廃止されたことによって、手元資金が不足したままの法人設立が増えてきました。
簡単に法人設立ができるようになったからこそ、しっかりとした成功プランを作っていくことが重要になります。
法人設立で起業する場合には、「絶対に成功する」という精神力が一番重要です。
法人設立後の事業計画と同時に資金計画もしっかりと立てておかなければ、成長軌道に乗ることができません。
法人設立を検討している段階から起業・創業に詳しい税理士さんのサポートをうけることで成功起業を目指しましょう!
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