自分にピッタリの税理士探しのポイント~大きな事務所ほどいいの?~
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確定申告や法人決算のときに「税理士さんに頼みたい」と税理士探しを本格化されるケースが多いようです。ただ、どんな税理士事務所に頼めばよいか税理士選びのポイントがわからないまま頼んでしまうと後々後悔することになってしまいます。
自分にピッタリの税理士探しのポイント~大きな事務所ほどいいの?~
税理士との相性なんてあるのだろうか?
税理士事務所に違いなんてないのでは?
大きな税理士事務所に頼めばすごいことをしてもらえるのでは?
小さな税理士事務所に頼むと頼りないのでは?
結局、どこの税理士事務所に頼めばよいかわからない。
だったら低料金の税理士事務所を探そう!
こんな流れで適当に税理士選びをしてしまう方がいらっしゃいます。
税理士は経営者にとって大切なビジネスパートナーです。
社外ブレーンとして税金だけではなく、経営者の悩み相談や経営相談など様々なことが話せることが大切なのです。
あなたにとってぴったりの税理士さんはどのように選んだらよいかを考えてみましょう。
税理士を選ぶきっかけはこんなとき
周りの経営者も最初から税理士が付いていた場合と途中から税理士をつけた場合とがあります。
昔よりもインターネットで調べられる範囲も増えているので税理士を頼む時期は遅くなってきているかもしれません。
ただ、法人を設立した人は顧問税理士がいるケースがほとんどです。
(税理士を頼むきっかけ)
・個人事業を始めた
・法人を設立した
・消費税がかかるようになった
・税務署に申告書の書き方を聞きに行くのが嫌になった
・周りの社長から税理士を紹介された
税理士さんを頼んでいる会社でも、会社始めてからずっと同じ税理士さんとは限りません。
税理士さんを途中で変更することもあるのです。
経営者が税理士を変えるタイミングときっかけについても見ておきましょう。
(税理士を変えるきっかけ)
・税理士が高齢だった
・担当者が変わった
・税務調査で守ってくれなかった
・税理士事務所のミスが多い
・税金に対するアドバイスがない
・なんでもダメダメといわれる
・相談相手にならない
・料金が高い
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税理士選びのポイント~あなたにピッタリの税理士選びのポイント~
税理士選びのポイントについてまとめているサイトはたくさんあります。
税理士紹介サイトが税理士選びのポイントとして挙げている例を見てみましょう。
・地域で選ぶ
。会社設立から頼める
・価格比較による低価格化
・会計ソフトの種類で選ぶ
・業種に精通している
・相談しやすさで選ぶ
・決算や確定申告を頼む
・節税アドバイスをくれる
・相続 など
税理士紹介サイトで税理士選びのポイントとして挙げている例は上記の通りです。
細かくはもう少しあるのですが、ポイントというよりカテゴリー区分を設けて問合せをもらうというかたちのようです。
税理士継続率を参考にすべきかどうかですが、決算1回で解約になることの方が少ないので参考数字にすべきかどうかは悩むところです。
税理士さんにツテがない状態で複数見積として利用する場合には便利ですね。
社長が税理士を探すポイントや税理士選びのきっかけを見ておきましょう。
自社にピッタリの税理士選びのポイント1:大きな税理士事務所が自社に合っているとは限らない
大きな税理士事務所に頼めば安心と思ってしまうかもしれません。
実際に大きな税理士事務所は大型案件といわれるものを頼むには適していることが多いです。
大型案件とは大きな会社の上場準備やM&Aといったものです。
中小企業同士のM&Aではなく、上場を目指している会社くらいの大きな会社です。
これ以外に関しては大きな税理士事務所だからという特性はあまりないと思います。
お客様を担当するのはあくまでも担当者ですので、事務所が大きくても担当者次第という点は否めません。
大きな税理士事務所の特徴
①担当者は定期的に変更になる可能性が高い
②大型案件など専門的なことは強い可能性がある
③業務としてやること・やらないことがはっきりしている
④税務担当者は税務など縦割りの知識が多い
⑤業務水準は一定レベルが確保されている
自社にピッタリの税理士選びのポイント2:自分が何をしてほしいかを理解する
起業したてのことは何をどうしたらいいのかわからないので「とりあえず紹介された税理士に頼む」ということが多くなります。
紹介いただいた税理士さんが親身になってくれて、豊富な知識やアドバイスをくれるのであれば問題がありません。
むしろ良い税理さんを紹介していただいたということになります。
逆に紹介してもらったからなんとなくというのでは問題があります。
会社の成長に必要なパートナーとしてどうかと考えることも必要になります。
ただ、むやみやたらと税理士を変更することは経営上・税務上リスクが高くなるのでお勧めしません。
なぜ今の税理士さんを変えたいのかを見つめなおしましょう。
そのなかで「何をしてほしい」のかを明確にしましょう。
何をしてほしいのに足りないを明確にしなければどの税理士さんに頼んでも落ち着かないからです。
自社にピッタリの税理士選びのポイント3:専門的な部分は別な専門税理士に依頼する
一般的な話ですが、大手の税理士事務所でなければ手が出せない案件というのは相当限られています。
税理士さん一人で開業している税理士事務所や数人の職員と先生といった税理士事務所でも問題なく顧問していただける内容がほとんどです。
むしろ小さな税理士事務所のほうが、担当者が様々な案件を処理しているので幅広い知識と経験を持っている可能性があります。
日ごろの相談や顧問自体は近くの税理士事務所に依頼して、大型案件が発生したときだけ大手の税理士事務所に相談する手もあります。
上場準備などをする場合には、税理士事務所と公認会計士事務所の両方が入るといったケースも珍しくありません。
事業承継だけを事業承継専門の税理士事務所に依頼するということも増えてきました。
日ごろ一番重要なことは、相性が合う税理士事務所と付き合うことにつきます。
まとめ
起業して最初に税理士を選ぶときに何を基準に選んでよいかわからなくなってしまいます。
先輩経営者から税理士を紹介されることもあると思います。
他の経営者と相性が良い税理士さんが必ずしもあなたに合っている税理士とは限らないのです。
大手の税理士事務所に頼むことが自社にとってベストではないこともあります。
自分が税理士さんとどのような関係を作りたいかによって選ぶ税理士さんは変わるのです。
価格を重視しすぎると受けるサービス自体も限られた範囲になることを覚悟しておきましょう。
しっかりと「自社がなにをして欲しいか」・「自社がどのように成長したいか」を明確にして税理さんを探しましょう。
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