ビジネスマンが持つならコレ【おすすめのシャープペン・メカニカルペン7選】
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ビジネスマンにとって文房具は重要なビジネスアイテムです。ビジネスマンにとっておすすめの特選文房具7つをピックアップしました。(シャープペンシル、メカニカルペン、ドクターグリップ、クルトガ、ZOOM707、デルガード、オ・レーヌシールド、タイムライン、プロメカ)
ビジネスマンが持つならコレ【おすすめのシャープペン・メカニカルペン7選】
ビジネスマンにとってスーツ・ビジネスバッグと並んで文房具は重要なアイテムです。
仕事を効率的におこなう目的から相手に好印象を与えるなど様々な効能があります。
今回はビジネスマンが持つべきおすすめのシャープペン・メカニカルペンを見ていきましょう。
◆シャープペンを持つべき理由とは
ビジネスマンにシャープペンをおすすめする理由、それは書いた事を整理するにはピッタリだからです。
ボールペンや万年筆で速記すると手でこすれたりしてノートが汚れることがあります。
シャープペンはよほど濃い書き味の芯でなければ手のこすれで汚れることも少ないですよね。
また走り書きを清書したのち消すことができるのです。
また、ボールペンや万年筆の書き損じや書き間違いの場合は二重線で取り消すのが一般的ですが、これも何度も繰り返すと二重線だらけでノートが真っ黒け、なんてことも。
その点シャープペンなら消しゴムでサッと消して書き直しができるので、手書きのノートにはピッタリと言えるのです。
◆シャープペンの長い長い歴史とは
シャープペンはよく和製英語と言われます。
また、名付け親はあの家電で有名なシャープだとも。
それって本当なのでしょうか?
私たちは意外にシャープペンのことを知らないのです。
実は1820年代にイギリスで繰り出し式のシャープペンが発明されていますし、名前の由来はアメリカのシャープペンシルの商標名「エバーシャープ」からとも言われています。
日本では錺(かざり)職人だった早川徳次(シャープ創業者)が金属製繰出式シャープペンシル「早川式繰出鉛筆」を発明したことから始まります。
それまでの、欧米の繰り出し式シャープペンを模倣したセルロイド製の壊れやすいものとは一線を画すそのペンはたちまち大ヒット。
その時売り出された名前もまた「エバー・レディ・シャープ・ペン」でした。
その後、早川はシャープの前身となる「早川金属工業研究所」を設立、家電事業へ参入していくのですが、シャープペンの成功を知る早川は、「シャープ」の名を同社のブランド名や社名として使ったのです。
つまり、「シャープ」の社名の方がシャープペンより後なのですね。
ちなみに、和製英語がどうかは別として、アメリカでは「mechanical pencil」、イギリスでは「propelling pencil」と呼ばれることが多く、単に鉛筆のくくりで「Pencil」とされていることも多いようです。
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◆おすすめのシャープペン(メーカー、商標名、機能)
シャープペンは高級万年筆、ボールペンとのセットで販売されているものから国産の手頃なものまで幅広くラインナップされています。
今回は国産の高性能で入手しやすいシャープペンを7つを選んでみました。
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パイロット「ドクターグリップ」
「ドクターグリップ」は、発売されてから四半世紀以上が経過したにも関わらず、根強い人気を誇ります。
その人気の秘密はやはり太い軸経。
書くときに発生する首や肩、腕の負担を軽減するため、人間工学に基づく軸経を独自に算出しているのです。
グリップにはフィット感と弾力がある滑りにくいラバーを採用しています。
カラーもビジネス用途にぴったりのピュアホワイトとフルブラックのほかに、パステルカラーシリーズなどバリエーション豊かなラインナップとなっています。
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三菱鉛筆 「クルトガ」
「クルトガ」と言えばその名の通り、芯先がずっと細くて書きやすいことが特徴です。
これを実現したのが自動芯回転機構(クルトガエンジン)。
シャープペンの芯先に着目し、常に芯がとがっているにはどうしたらよいかを考え抜いた結果、開発された機構なのです。
機構内部には3つのギアがあり、文字を書くときの筆圧を利用して芯に連結された中ギアが上下に運動、それが上下のギアと斜めに噛み合うことで、一画書く度に中ギアと芯を少しずつ回転させます。
驚くのはこうした複雑な機構をそのネーミングで端的に表現していることです。
「くるっと回ってとがり続ける芯先」――日本人ならではの言葉に関する感性の生きたネーミングであることも必見です。
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トンボ鉛筆 「ZOOM707」
1987年からデザイン展開されている「ZOOM」シリーズのうち、707のデザインコンセプトは「筆記具は使いやすい形状でどこまで細くなれるのか」でした。
その着想通り、4㎜ほどの細身のボディの割に、しっかりとした重量感が特徴。ボディがここまで細いと書きづらいのかと思いきや、書き味は絶妙に良いのです。
そのおしゃれで高級感あふれるスタイリングは国際デザイン賞に3度も輝くという秀逸さ。
カラーリングもグレー/ブラックとブラック/レッドの二種類でユニセックスなところもビジネスマンにピッタリと言えますね。
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ゼブラ 「デルガード」
小学生にシャープペンを持たせない理由のひとつは、「折れた芯が飛んで目に入ったりするなどの危険があるから」というものでした。
そうした問題点に着目して開発されたシャープペンが「デルガード」です。
2014年の発売以来、「筆記中の、あらゆる角度のどんなに強い筆圧からも折れないように芯を守ります」をコンセプトにしてるだけあって、紙に対し、垂直に芯があったっているときに圧力が加わると軸のスプリングが芯を上方向に逃がし折れを防ぎ、斜め方向に芯が当たっているときは、金属ガイドが出て来て加圧から芯を守るというものです。
こちらもネーミングはユニーク。「出るガード」だから「デルガード」なのです。
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プラチナ万年筆 「オ・レーヌシールド」
「シャープペンの芯は折れやすい」の常識を覆す機構を備えたペンです。ペンから繰り出された芯は先端のパーツと繰出しパーツの2点で支えられていますが、支点部で芯が折れることに着目し、とにかく折れないようにさらに4つのパーツを先端部に足し、3面で芯そのものをホールドする機構(オ・レーヌガード機構)を実現しました。
芯を守るために芯先は金属ですが、その金属部で服などが傷付かないように、芯先が収納できる機能も付いています。
このネーミングはフランス語っぽいですが、日本人の心をくすぐる語呂合わせと造語力の高さを誇るものなのです。
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パイロット 「タイムライン」
「タイムライン」はボールペンがメーンの高級筆記具コレクション。同シリーズのシャープペンもまたダブルアクション繰り出し式。
2回ツイストすることでペン先がボディから出てきて、ノック式で芯を送り出すという秀逸さ。
ツイストするときの重厚感はリーズナブルなシャープペンシルとは一線を画します。
スーツやシャツにクリップで携帯することを前提に作られたペンと言えるでしょう。
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オート スーパープロメカ1500
製図用のペンとして有名なものにロットリングやステッドラーなどがありますが、「メカニカル」な名の通り、何かといじりたおしたくなるデザインを誇るのが、文房具「ガチャック」で有名なオート社の「スーパープロメカ1500」です。
製図用ですが、もちろん文字を書くのにも最適。特徴的なのは何よりも玄人好みのその造作。
芯先ガイドが繰り出し式で0~4㎜の範囲で調整でき、芯の送り出しも0.2~2㎜間で自分好みに調整することができます。
また、芯硬度を小窓に固定表示できるという細やかさ。きちょうめんな書き味にこだわる人にはピッタリと言えますね。
◆まとめ
いかがでしたか?
国際的に「メカニカルペン」と呼ぶ昨今の風潮の中、あえて「シャープペン」と呼びたい日本製のペンの一端に触れて頂くことができたでしょうか。
シャープペンはかばんやスーツと一緒で、ブランドやメーカーで十分こだわって頂ける逸品です。いまや「弘法だからこそ筆を選ぶ」時代となったとも言えます。
あまたある筆記具の中であなたのビジネスパートナーとなるべく選ばれたペンです。ビジネスマンとしてのあなたのライフログを共に紡いでくれるでしょう。
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