リース取引とは

スポンサーリンク


Pocket

リース取引とは(参考:法人税法64の2③)

リース取引とは資産の賃貸借で、次の要件を満たすものをいいます。

①または②を要件を満たすもの

① その賃貸借にかかる契約が、賃貸借期間の中途において解除できないもの

② ①に準ずるもの(中途解約ができないものに準ずるもの)

①または②と次の両方の要件を満たすもの

③ 賃貸借の借手が、その賃貸借している資産からもたらされる経済的な利益を実質的に受けることができるもの

④ その使用に伴って生じる費用を実質的に負担すべきこととされているもの

 

まとめ

判定手順:①または②の要件をみたすものであること → 該当しない場合 リース取引に該当せず(ただの資産の賃貸借)

↓ 該当する場合

:③と④の両方の要件を満たすものであること → 該当しない場合 リース取引に該当せず(ただの資産の賃貸借)

 

両方の要件を満たす場合、税務上のリース取引に該当する

あなたにおすすめ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. 過大役員報酬を判例をもとに考える【泡盛事件】

    過大役員報酬はいくらなのかは経営者は知りたいものです。具体的な過大役員給与の金額はわからなくても裁判…
  2. 個人事業を法人成りしたときの事務の注意点

    個人事業を法人化したときには経理や事務に混乱が生じることが多くなります。個人事業が法人になった時に事…
  3. 事業年度を変えることで節税ができる【法人特有の節税方法】

    会社設立で法人を作ることのメリットの一つに「事業年度」というものがあります。個人事業主の場合には1月…
  4. はじめて消費税がかかる個人事業主のこっそり節税~税理士がいないとわからない必殺技~

    確定申告をする個人事業主も売上が順調に伸びていくと消費税を納めなければなりません。所得税の確定申告に…
  5. 法人の決算期の決め方【3月・12月ではない理由とは】

    会社設立をして法人を作る場合、重要になってくるのは「決算期」というものです。実は決算期は会社の任意で…
ページ上部へ戻る