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フリーランスを始める場合確定申告に向けてしっかりと経理をしておく必要があります。フリーランスが最初に使うべき会計ソフトを考えてみました。

フリーランスが最初に使うべき会計ソフト口コミ【確定申告対策は経理から】

フリーランスはどのように始めるかは人それぞれで異なります。

【フリーランスの種類】

フリーランスの種類を自分なりに作ってみました。

①事業型フリーランス

・青色申告フリーランス(個人事業型)

・白色申告フリーランス(個人事業型)

・法人起業フリーランス(法人設立型)

青色申告フリーランスと白色申告フリーランスは個人事業として確定申告をしていく人たちです。

脱サラして始めたりなど、本業として仕事を受けて売上をガンガン上げていきたい人は「事業型フリーランス」になります。

本業フリーランスはプログラマーなどIT系・アフィリエイト・WEBデザイナー・FP・コンサルタントなど多種多様な業種があります。

確定申告の際にしっかりと「事業所得」で申告をしていきます。

青色申告を取っていた方が有利なので、白色申告の人は青色申告に切り替えましょう。

②小規模フリーランス

・副業型フリーランス(サイドビジネスフリーランス)

副業型フリーランスはサイドビジネスとしてフリーランスを行っているケースです。

主婦の方が副業として行っている場合やサラリーマンやパートと並行しながら技術で稼いでいるケースです。

副業アフィリエイトやLINEスタンプクリエイターなど得意としている技術で合間時間で稼ぐ形態です。

③脱税型フリーランス

・もぐりフリーランス

これは危険なフリーランスです。

日本の所得税法では全世界課税というものを採用しています。

日本に居住している人は全世界のどこで稼いだものでも日本の所得税の対象とするというものです。

それくらい課税範囲が広いなかで、フリーランスで得た収入を不正に申告しないでいることは脱税になることがあります。

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確定申告のいらないフリーランスもある【ただし住民税は必要】

フリーランスをしている人の中に確定申告をしなくても違法にならない人もいます。

パートやアルバイト、正社員としてお給料をもらっている人が副業フリーランスをしている場合には確定申告をしなくても違法にならないケースがあります。

細かい規定は税理士さんに相談した方が良いのですが、大きくいうと給料をもらっている人は副業所得が年間20万円以下の場合確定申告をしなくても違法ではないというような規定があります。

あくまでも「所得税の確定申告をしなくてもよい」ということなので、住民税の方だけは確定申告をしなければなりません。

フリーランスの種類別に使うべき会計ソフト【ソフト選びは重要なポイント】

まず、法人と個人で使うべき会計ソフトは分かれます。

個人フリーランスを法人化した場合には必ず会計ソフトを使うことをお勧めします。

法人の場合にはもともとのフリーランスを法人の売上に統合した時点で、しっかりとした経理をして帳簿をつけなければならいためです。

①法人フリーランスが使うべき会計ソフトとは

さっそくですが、法人が使うべきフリーランス用会計ソフトは次のものがおすすめです。

おすすめ会計ソフト1:freee(フリー)

freee(フリー)はクラウド会計のさきがけソフトです。

自動経理による経理の効率化とタイムリーな経営情報の提供を目指して作られている会計ソフトです。

領収書をアプリを使って撮影することで自動的に現金支払いの領収書も自動経理してくれるという優れものです。

インターネットバンキングやクレジットカードを上手に活用している法人にはもってこいの会計ソフトです。

おすすめ会計ソフト2:弥生会計オンライン

弥生会計オンラインはあの有名な会計ソフトの老舗「弥生会計」が作っている法人用クラウド会計ソフトです。

弥生会計はパッケージソフトの段階から個人事業から年商数億円の規模の会社まで幅広く対応できる会計ソフトでした。

その弥生会計がクラウド会計にも力を入れ始めて作られた法人用クラウド会計ソフトです。

サポート体制など弥生ブランドがあるので安心して使える会計ソフトです。

②個人フリーランスが使うべき会計ソフトとは【使わなくてもよい人もいる】

フリーランスは事業型・副業型で会計ソフトを使うべきなのか・会計ソフトが不要なのかが分かれます。

副業型フリーランスは「会計ソフト」を使わなくても問題ないのです。

会計ソフトを使って経理をすることは全く問題がないのですが、会計ソフト代がもったいないのでエクセルでも十分なのです。

副業型フリーランスになぜ会計ソフトがいらないのか【雑所得は複雑な帳簿は不要】

副業型フリーランスは「雑所得」という所得区分で確定申告をしていきます。

確定申告書をみるとわかるのですが、雑所得には「収支計算書」など面倒な書類をつけません。

雑所得に必要な項目はたったの3つです。

雑所得に必要な情報①:収入金額の合計

雑所得に必要な情報②:必要経費の合計

雑所得に必要な情報③:雑所得の金額(①―②)

雑所得は細かい経理を行わずとも、エクセルで収入と経費を集計したものを合計で書き込んで計算します。

そのため難しい簿記で帳簿をつける必要さえありません。

会計ソフトを購入してしっかりとした帳簿をつけてもよいのですが、その労力に見合う節税特典がないのです。

事業型フリーランスが使うべき会計ソフト

事業型フリーランスには「青色申告」と「白色申告」の2種類に分かれます。

青色申告フリーランスは事前に青色申告の承認申請を受けている人です。

白色申告フリーランスは開業後2か月以内に青色申告承認申請書を税務署に提出しないまま開業してしまった人や、その年3月15日までに青色申告承認申請書を提出していない場合です。

青色申告フリーランスの場合には、複式簿記でしっかりとした帳簿をつけると青色申告特別控除の65万が使えます。

お金を使わなくても帳簿をつけるだけで65万円の経費があるのと同じような節税効果があります。

青色申告フリーランスが使うべき会計ソフト

個人事業を行っていて青色申告をしている人が使うべき会計ソフトはこちらです。

おすすめ会計ソフト1:freee(フリー)

個人と法人の両方におススメの会計ソフトfreee(フリー)です。

先ほどと同じようにインターネットバンキングやクレジット利用をしているフリーランスの強い味方の会計ソフトです。

アフィリエイトなどの場合には、freee(フリー)を上手に活用することで経理の効率化を図ることができます。

経理を効率化してフリーランスの節税対策はしっかりと税理士さんに相談しながらお金を増やしましょう。

おすすめ会計ソフト2:やよいの青色申告オンライン

弥生会計の個人向けソフト「やよいの青色申告」のクラウド版会計ソフトです。

やよいの青色申告オンラインは税理士事務所が使っているパッケージ版の弥生会計にデータを取り出すこともできるので、いざというときに税理士さんに相談しやすい会計ソフトです。

操作性については弥生会計らしく直観的に使いやすい会計ソフトになっています。

白色申告フリーランスの場合でも「やよいの青色申告オンライン」をお勧めします。

やよいの白色申告オンラインでは会計仕訳のデータをエクスポートすることができません。

いざというときに税理士さん側で操作しにくいという状況になりやすいので、個人の場合にはやよいの青色申告オンラインをお勧めします。

まとめ

フリーランスを始めた場合には、しっかりと使いやすい会計ソフトを選びましょう。

最近増えつつあるクラウド会計を上手に使い始めることで将来の法人化後の経理もクラウド会計で行いやすくなります。

クラウド会計は単なる経理を効率的に行うツールですので、税金対策や節税に強い税理士さんをつけておきましょう。

フリーランスやアフィリエイトの節税対策に明るい税理士さんを見つけておきましょう。

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