社員20名以下の法人は経理を外注すべきワケ

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経理を外注すべきか自社で経理をおこなうべきかを悩む経営者は多いものです。何を基準に経理をアウトソーシングするかを見ていきましょう。

社員20名以下の法人は経理を外注すべきワケ

税理士さんの顧問料が高いと感じていますか?

今回は、会社の事務コストを考えてみましょう。

税理士事務所に顧問料を毎月5万円支払っているとします。

経理など事務員さんのお給料はいくらですか?

一般的に、正社員の事務員だと月15万円~20万円くらいになると思います。

事務にかかるコストは、毎月20万円~25万円になります。

会社にとって、経理を自社で行い続けていくとどうなっていくか考えてみましょう。

働く女性

経理コストは毎年上がる!

最低賃金でも7年間で約35万円のコストアップ!

経理担当者のお給料をずっと採用の時の金額で維持できません。

事務員の新規採用時点で高額なお給料設定をする会社はいません。

会社内でも一番お給料の設定の低い部門になります。

つまり、最低賃金に近いお給料です。

最低賃金で構成されている事務員の給料なら低いと思っているかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

毎年最低賃金は改定され、社会保険料も毎年上がり続けています。

この流れは止まりません。

最低賃金は20年前と今では

つまり、法律の規定で会社の業績にも関係なくお給料が上がっていきます。

例えば、東京都の最低賃金推移を見てみましょう。

昭和48年の東東京都の最低賃金は181.25円

平成元年の東京都の最低賃金は525円

平成10年の東京都の最低賃金は692円(10年間で167円上昇)

平成20年の東京都の最低賃金は766円(10年間で74円上昇)

平成27年の東京都の最低賃金は907円(7年間で141円上昇)

昭和48年から平成27年までの43年間で、725.75円も上昇しています。

平成20年から平成27年までの直近7年間でも141円も上昇しています。

1週間40時間労働だとすると、

1週間当たり5,640円のコストアップです。

1か月あたり約24,816円も上がります。

1年あたり297,792円も上がります。

この7年間同じ労働をしていて、最低賃金で給与を支払っていても年間約30万円もコストが上がっているのです。

さらに、社会保険料も含めると1年あたり約35万円近いコストアップになります。

お金の支払い

経理の人件費も昇給が必要になる

経理の仕事範囲は増えないけどもコストは増える

経理担当者は2年から3年すると一人前になります。

会社の決算を2・3回することで会社の経理の流れを覚えるからです。

一人前の部門の人に最低賃金のままということは難しくなります。

特に年功序列化しやすい経理部門は、1人前になれば昇給が必要になります。

最低賃金の上昇以上に、経理の人件費は高騰していきます。

さらに、会社の賞与支給も行っていくことになり社会保険料の負担も増加の一途をたどります。

しかし、会社の経理は売上に貢献していくでしょうか?

効率化していても、行う会社は決まった範囲をこえることはありません。

つまり、2年前と同じ業務範囲しかしないのに給与は上昇していきます。

会社の他の人たちの効率化した収益を分配することで経理の人件費上昇を吸収しなければならないのです。

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経理をアウトソーシング(外注)することでコストは上がらない

会社でこの7年間に同じものをリースしていて月3万円も増えたものはありますか?

例えば、

ビジネスフォン・パソコン・車・携帯電話など仕事で日常使うものを思い浮かべてください。

同じものをリースしていて月3万円もコストが上がったものはないはずです。

むしろ、性能が良くなっているのに金額は下がっています。

月3万円もリース料が上がっていれば、ガソリン車からハイブリット車になっていたりグレードが上がっています。

しかし、人件費はどうでしょう?

7年前よりも確実に金額は上がっています。

しかも、未払残業問題・パワハラなど経営者側にとって頭の痛い問題が増えています。

経理を自社で行うということは、

☑ 必ず人件費は上がる

☑ 雇用リスクは必ず増える

☑ 担当者が辞めるリスクが発生する

ということです。

経理を外注することは、コストが上昇し続けるわけではありません。

しかも、雇用リスクを会社で抱えずに済みます。

経理を外注することで、経理担当者の退職リスクから解放されます。

経理担当者が辞めてしまうと、作業効率が落ちることから、さらにコストがかかります。

経理をアウトソーシングすることで自社でコストを抱えなくて済むようになります。

この7年間で年間30万円も増えた経理外注はないと思います。

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経理は職人化し社長より偉くなるリスクがある

社長は帳簿や経理のことがよくわからないため、経理を採用しました。

毎日一生懸命、パソコンに向かって作業をしています。

エクセルを使ったり、請求書を作ったり、銀行周りをしたり。

経理にまかせっきりにしていたことで、その経理しかわからないことが増えていきました。

経理は忙しそうにパソコンに向かっていて、電話対応も雑になっていきました。

会社の印象は悪くなってしまいます。

さらに、経理担当者は「社長はどうせわからない」と社長よりも偉くなってしまいました。

会社の従業員も社長よりも経理担当者のほうが権限があるという対応になり社長が孤立してしまいました。

ここまでくると、社長が経理担当者を変えるだけでは会社は変わりません。

下手をすると、会社を辞めるのは社長になってしまうかもしれません。

従業員さんと経理担当者が結託すると、会社が乗っ取られた状態になります。

maestro

まとめ

経理の人件費は上昇の一途をたどります。

経理を外注しても、人件費の上昇のように上昇するものではありません。

経理をまかせっきりにすることで、社長にとってマイナスになることもある。

会社の経理をアウトソーシングすることで、コストの圧縮と経営の安定につながる可能性があります。

社員数20名以下の場合は、経理を外注することで会社を成長させることができます。

経理構築が得意な税理士事務所に相談してみてはいかがでしょうか?

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