期限後申告は税理士さんに頼むのがベスト【確定申告に遅れた場合】

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確定申告が終わってほっとしている個人事業主の方も多いと思います。仮想通貨ではじめての確定申告になった方もいらっしゃいます。しかし、確定申告期限に間に合わなかった場合どうしたらよいかも見ておきましょう。

期限後申告は税理士さんに頼むのがベスト【確定申告に遅れた場合】

確定申告期限が過ぎてしまった場合に確定申告をあきらめてしまうことは非常にリスキーです。

平成29年度確定申告でいうと仮想通貨取引の確定申告を断念したままという方も多いかもしれません。

税金を計算して納税額が出る場合には確定申告義務があります。

この確定申告義務がありにもかかわらず確定申告をしていないと脱税をしているということになってしまいます。

いつ税務署から問い合わせが来るかびくびくしながら生活するくらいなら、確定申告期限が過ぎてしまってからでもしっかりと確定申告をしておきましょう。

確定申告期限に間に合わなかったから申告書を出さなかったはダメ

確定申告期限を過ぎてしまったから来年から確定申告をしようと考える方がいますが、それはダメなケースがあります。

特に利益が出ている人は税金が発生している可能性が高いため期限後でも確定申告をすべきです。

期限後申告には期限内申告に比べてデメリットもありますが、脱税といわれるよりもよほどマシです。

(期限後申告に関するデメリットはこちらの記事をご覧ください)

確定申告が終わっても税理士さんは忙しいままなので注意が必要

確定申告が終わると税理士さんは暇と思われていますが、実は忙しいままなのです。

税理士さんによっても異なりますが、確定申告が終わった後には3月決算法人の申告準備が始まっています。

3月決算法人の税務申告は一般的に件数が多く、決算対策・税務申告を3月~5月でおこなうことになります。

そのため税理士さんは個人確定申告が終わっても「繁忙期」のままになっています。

確定申告が終わった時期だからと無理難題を言われると税理士さんも困ってしまいます。

これではよいビジネスパートナー関係が作れなくなるので、「税理士さんは確定申告が終わっても落ち着かない」という事情を理解してあげましょう。

期限後申告を税理士さんにお願いする手順①【領収書の整理方法】

税理士さん側の事情として繁忙期が続いていることがわかったので、どのように頼めば効率的に依頼できるかを考えておきましょう。

「手間がかかる=料金が高くなる」ということになるので、効率的に期限後申告を進められるようにしておきましょう。

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1.一番ダメな頼み方は領収書ぐちゃぐちゃパターン

一番税理士さんの手間がかかるのは領収書が「シワシワ」で「プライベートのものと事業のものが混じっているもの」です。

これがもっとも手間のかかるお客様ということになるので当然料金は高くなります。

しかも、税理士さんからの確認電話が多くなるので税理士さんもお客様も手間がかかってしまいます。

経理代行を頼んでいる場合には、関係のない領収書を経理することで料金自体が高くなります。

2.領収書をノートなどにびっちり張っているパターン

領収書を整理することは大切なのですが、領収書を隙間なくびっちり張ってしまうと税理士さんの仕事が遅くなります。

領収書は適度に隙間がある状態で貼り付けをしている方がチェック・入力がおこないやすくなります。

(おすすめの資料状況)

1.領収書をクレジット利用分と現金支払分を分けている

2.領収書を月ごとにまとめて袋に入れている

3.領収書をプライベートと仕事のものので分けている

期限後申告を税理士さんにお願いする手順②【自分で経理or経理代行】

自分で領収書などを入力できる場合には、領収書などを会計ソフトに入力しておきます。

帳簿の付け方がわからない場合には、税理士さんに最初からお願いした方が安くなることがあります。

自分なりにつけた帳簿が間違っている場合、税理士さんのほうで「チェック」をしたあとに「削除」「やり直し」という二度手間になるケースがあるのです。

こうなると時間が余計にかかることでコストが上がってしまうことにつながってしまいます。

それであれば入力をせずに資料整理に力を入れた方が短時間で低コストでお願いできます。

期限後申告を税理士さんにお願いする手順③【今後もお願いする】

税理士さんにとって期限後申告だけを引き受けたい人は少ないでしょう。

去年の申告が遅れてしまったので、今年からはしっかりとしたいという場合は税理士さんに継続してお願いしたい旨も伝えましょう。

そうすることで期限後申告の料金自体を特別価格にしてもらえるケースもあります。

確定申告だけのスポットの場合には、負荷が大きくかかることから料金自体を安くすることができないのです。

継続して顧問をお願いする場合には、今後のことも考えて料金プランを低く設定してくれるケースも多いのです。

まとめ【まずは税理士さんに電話をしてみよう】

税理士さんは事業をおこなっていく上では大切なビジネスパートナーです。

様々なビジネスパートナーの中でも本心をぶつけ合える数少ない仲間です。

税理士さん選びは「誰がやっても同じ」ではありません。

期限後申告依頼を通じてよりよい税理士さんを見つけられるよう、税理士事務所に直接電話をして面談することをおすすめします。

税理士さんにも相性があるので、相性のよいパートナーを見つけましょう。

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