間違ったホームページ作りで損をしない~起業で作るべきホームページ~

スポンサーリンク


Pocket

間違ったホームページ作成に多額の費用と時間をかけている起業が増えています。インターネットが普及してホームページの果たす役割も変わってきたので最新のホームページについて知っておきましょう。

間違ったホームページ作りで損をしない~起業で作るべきホームページ~

「間違ったホームページ作りなんてあるのだろうか?」と感じるかもしれません。

間違ったホームページ作りはあります。

たくさんの個人事業や法人の経営を見ていくと、ホームページ戦略が上手なところとホームページ戦略が大失敗になっている会社の差はものすごいことになっています。

間違ったホームページ作りにはいくつかの種類があるので見ていきましょう。

間違ったホームページ作り1:高額なリース契約によるホームページ作成で失敗

お店をオープンしたり事務所をオープンすると通信系の営業やSEO対策をうたった営業電話が来るようになります。

まともな会社もあると思いますが、起業したてのときには「まとも」と「まともでない」の情報が不足しているので慎重に判断していきましょう。

特に注意したいのはコピー機やセキュリティー・LANなどの通信系の高額なリース契約とSEO対策を含めたホームページ関係の高額な長期契約です。

月々1万円や2万円といわれて「なんとかなる」と思うかもしれませんが、リースは通常60カ月~72か月という長期間になります。

単純に60万円~120万円もの高額なものを契約することになります。

全く知らない会社が電話営業をしてくるのですから、慎重に判断していきましょう。

先輩経営者が使ってみてよかった通信機器をリースしている場合や実績内容がしっかりとわかっているHP作成業者さんであればトラブルが少なくなります。

ただし、HP作成業者さんは担当者の入れ替わりが激しい場合には同一会社でも変化があることがあります。

間違ったホームページ作り2:ホームページの作成時期が遅すぎて失敗

「ホームページ作成は少し落ち着いてから」と考えがちになってしまう人がいます。

古くから事業を続けているお店の中にはホームページ自体がないところもあります。

事業は数十年にわたって継続していて、売上が下がってきてからホームページを作って事業のテコ入れをしようと思っても手遅れということもあるのです。

ホームページは即効性がある広告媒体ではありません。

ポスティングや新聞広告・フリーペーパー広告に比べるとホームページ広告の認識には時間がかかります。

売上が落ちてしまって資金的に厳しい状況になってからホームページ戦略に乗り出したのでは手遅れになってしまいます。

売上が下がっていくなかでホームページ作成を契約すると高額なホームページ契約だけ残ってしまうリスクまで出てきてしまいます。

間違ったホームページ作り3:作ったホームページを放置して失敗

ホームページは「そのままで自動的に集客してくれる」素晴らしいツールと勘違いしてはいけません。

ホームページさえ作ればなんとかなると思ってしまうのは非常に危険です。

ホームページは作ってから手を加えていかなければ作らないのよりもひどい結果になることもあります。

みなさんがお客様の目線で考えてみましょう。

せっかく目にしたホームページが5年前から更新されていなかったら「この会社は大丈夫かな?」と思われてしまいます。

さらに放置しているホームページにありがちなことですが、商品情報や定休日・営業時間が古いままということがあります。

場合によっては会社の所在地や電話番号まで古いまま掲載されていることまであります。

インターネットを使って検索して問い合わせをしようと思った人からすると、「この会社はダメだな」と判断されてしまいます。

スポンサーリンク

起業したらホームページを積極的に活用しよう!~SEO以外にもやれること盛りだくさん~

①最初にホームページを作るべき理由

起業したらすぐにホームページを作りましょう。

SEO対策で高額な費用を掛けなくても、ホームページはしっかりと働いてくれます。

ホームページは名刺交換した後には必ずといっていいほどチェックされていきます。

会社案内の印刷物をつくのにも多額の費用が掛かります。

しかも、修正項目が出たり改定項目が出ると印刷物の場合作り直しに時間と費用が掛かります。

印刷物の場合には最低ロットがあるのでまとまった数の発注が必要になります。

当然、印刷物を保管する場所尾もよいしなければなりません。

ホームページの場合には、変更事項があればすぐに改定もできます。

さらに印刷物のように最低発注単位というものもありません。

最初にホームページを作ってから、よりよい内容のホームページに改定をしていくことが可能です。

②独自ドメインをしっかりと確保するべき理由

ホームページを作るときにしっかりと「独自ドメイン」を取っておきましょう。

代表的なドメインは次のものがあります。

「.com」:商業組織用(全世界)

「.jp]:日本の個人・法人

「.net]:ネットワーク用(全世界)

「.org]:非営利組織用(全世界)

「.biz]:ビジネス利用者

「co.jp」:株式会社・有限会社・合同会社など

独自ドメインとは「インターネット上の住所」と「会社の名前やイメージ」を表すことができます。

ドメイン取得は原則として早い者勝ちですので、後発ビジネスは希望ドメイン取得が難しくなります。

例えば、ABC株式会社のドメインを「ABC.co.jp」と取りたくても、すでに取られていればこれを使うことができません。

仕方なく「ABC.com」や「ABC.biz」などで空いているものを取ることになってしまいます。

独自ドメインを使うメリットは、プロバイダーを変更した場合やサーバーを引っ越した場合にも同じドメインを使うことができます。

ドメインは長期間使い続けることは、インターネットの世界では信用があるということになります。

起業したら納得できるドメインをとってしっかりと育てていきましょう。

③ホームページをしっかりと育てるべき理由

個人事業や中小企業はいきなり立派なホームページを作ることは難しです。

個人事業や中小企業のホームページ戦略は絶対に大手に負けるのかというとそうではありません。

いきなり立派なホームページを作ることは難しいですが、しっかりとホームページを手入れしていくことで検索上も使い勝手もよいホームページを作ることができます。

一番問題なことは作ったホームページを放置してしまうことです。

ホームページは個人事業でも法人でも会社の顔です。

手入れをしていない顔を出しっぱなしにすることは、対外的に良い印象を与えることはできません。

時間をかけてしっかりとホームページを育てていきましょう。

まとめ

ホームページは起業したらすぐに作った方がよいアイテムです。

ホームページは会社案内やサービスを紹介してくれる大切な営業ツールになります。

起業時にいきなり高額なホームページ作成契約で経営リスクを増やさないよう注意しましょう。

ホームページには独自ドメインの取得がおすすめです。

ホームページは作りっぱなしせず、しっかりと手入れをし続けることで競争力が付いてきます。

ホームページ戦略に詳しい税理士さんと相談しながら進めていくことをお勧めします!

スポンサーリンク

あなたにおすすめ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. 法人の決算期の決め方【3月・12月ではない理由とは】

    会社設立をして法人を作る場合、重要になってくるのは「決算期」というものです。実は決算期は会社の任意で…
  2. 経営者が経理を丸投げする方法

    経営者が経理をしても、トクにならないんです。社長が経理をすることで経営の重要な時間が浪費されてしまい…
  3. 設備投資の種類は複数ある【現金購入・借入金で導入・リース契約】

    設備投資のシーズンが到来です。個人事業主は確定申告が終わり、12月決算・3月決算の法人は新年度に入っ…
  4. 税務調査は何年目からくるの?【税務調査の連絡が来たらどうすべきか?】

    税務調査のシーズンといわれていたのは7月から5月くらいまでの時期でした。最近では税務調査の時期が昔ほ…
  5. 経費で落せるか経費で落とせないか迷った時の基準は?

    経費で落ちるとわかるものだけではなく「これは経費でいいの?」と迷うときが出てきます。そんなときに、経…
ページ上部へ戻る